音程を制す者は コードを制す!

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今回はこのような方に、必見の記事です。
音程をおろそかにすると、コードをマスターする事はできません!
音程とは、音と音の距離のことで、その距離感がさまざまな響きやニュアンスを生み出します。
コードは言わば、音程の組み合わせですから、コードを習得するには、任意の音からさまざまな音程をキーボード上ですぐ作れること、そして聴きとれることが大事!

知っているだけではダメ!
今回は、色々な音程を聴き取り、みなさんがその音程をさっと弾けるように解説していきますので、ぜひ実際に鍵盤上で実践してみてください。
音程とは 2音間の距離【単位は度】
音程とは、音と音の距離のことです。その距離感がさまざまな響きやニュアンスを生み出します。
音楽をやる以上は、響きに対してつねに敏感でいましょう♪
音程は、1度、2度、3度のように数字に「度」という単位をつけて表します。
【C メジャースケールを考察】C(主音)を起点に、各構成音との音程を覚えてしまおう!
英語では、長調の音階を「メジャースケール」といいます。
長調は、幼い頃から、親しんできた「ドレミファソラシ」です。
音階の一番初めの音を主音と言います。ローマ数字(小文字)で「 i 」と表されることも多いです。

ローマ数字の大文字(Ⅰ)は、和音で使います。

C メジャースケールなら、主音はC!
英語音名がわからない方は、先にこちらの記事で学習してください!
下の図を見てください。赤字のアルファベットが、Cメジャースケールの構成音になります。

▲この図をもとに、主音と音階上の各構成音がどんな音程になるか確認していきましょう。
鍵盤図は1オクターブ以上表記しましたが、ここでは1オクターブ以内の音程を考えます。
同音(高さも同じ)は完全1度と言います。
「長」「完全」は後で説明しますので、今は気にせず丸暗記してしまいましょう!
メジャースケール主音と音階構成音との音程
- CとDの音程は長2度
- CとEの音程は長3度
- CとFの音程は完全4度
- CとGの音程は完全5度
- CとAの音程は長6度
- CとBの音程は長7度
- Cと1オクターブ上のCの音程は完全8度
と言います。それぞれの音程を鍵盤で弾いて、響きをよく聴いてみてください!
音階の各構成音どうしの音程は、長・完全音程だけではない!
【長→⊖短、完全→⊕増、完全→⊖減】
次に、いったん保留していた長・完全という言葉について解説します。

長があるなら、短もありそう!

実はあるんです、短音程。
今まで、Cメジャースケールの主音と各構成音との音程を見てきました。
ここからは、Cメジャースケール上の構成音どうしの音程をいろいろ調べてみましょう。
▼こんな音程が見つかります!
長音程ではなく、短音程にあたるもの
完全音程ではなく、増音程・減音程にあたるもの
Cメジャースケール上で一緒に探してみましょう!
長2度と短2度【全音と半音】
CとDの音程は長2度でした。下の鍵盤図をご覧ください。
CとDの間にはもう一つ鍵盤があり(黒鍵)、全て数え上げると3つ鍵盤があります。
メジャースケールの隣り合った音どうしは全て2度ですが、全部が長2度というわけではありません。
EとF、BとCの間には鍵盤が無いので、鍵盤の数は2つ。
このような音程を短2度と言います。短2度は、長2度より半音分距離が短いというわけです。


聴き比べると、どちらも不協和音程ですが、短2度の方がより鋭い響き。
短2度は半音、長2度は全音とも呼ばれます。
長3度と短3度【コードのキャラクターを決める最重要音程】

3度はコードを構成する非常に重要な音程です。
しっかり理解しておきましょう!
CとEの音程は、長3度でした。下の鍵盤図をご覧ください。
CとEの間の音を黒鍵も含め全て数え上げると、5つあります。
ではDとFの3度はどうでしょうか?4つしかありませんね!
このような3度は、短3度といい、長3度より半音狭い音程になります。


聴き比べてみよう!長3度は明るい響き!

短3度は影がありますね。
他の音も見てみましょう。EとGの音程は短3度、FとA、GとBの音程は両方長3度。
AとC、BとDの音程はどうでしょうか?もう、おわかりですね!両方短3度です。鍵盤を数え上げると4つあることを確認しましょう。
3度はコードのキャラクターを決定づける最重要音程になります。
完全4度と増4度【三全音・トライトーン は緊張感を生み出す】

CとFの音程は完全4度でした。鍵盤を数えると、CからFの間に6つ音があります。
DとG、EとAの音程はどうでしょうか?間に6つ音があるので、これらも完全4度です。
FとBは、とても緊張感あふれる響きです。完全4度とは異質ですね。間を数えてみましょう。FからBまで、7つの音があります。この音程は、増4度と言います。
鍵盤6つ分の4度は完全4度、鍵盤7つ分の4度は増4度
完全音程が半音分距離が長くなると、増音程になる
増4度は三全音(英語でトライトーン)とも呼ばれます。全音3つ分の音程であるとも言えるからです。
三全音(トライトーン)は、緊張感を生み出す重要音程です。
続く、GとC、AとD、BとE、これらは全部、完全4度になります。弾いて確認してみてください。
完全5度と減5度【減5度も三全音・トライトーン!】
CとGの音程は完全5度でした。下の鍵盤図をご覧ください。鍵盤を数えると、CからGの間には8つ音があります。

空洞感がありますが、どっしりと安定した響きです。

DとAはどうでしょうか?やはり、間に8つ音のでこれも完全5度です。EとB、FとC、GとD、AとEこれらも完全5度。
最後のBとFはどうでしょうか?これは緊張感あふれる響きです。間を数えてみましょう。7つしかない。この音程は、減5度と言います。
減5度も、三全音(トライトーン)
増4度、減5度はともに緊張感を生み出す重要音程です。
長6度と短6度【3度とともに協和音程】
次に6度について考えてみましょう。

6度は3度とともに、協和した綺麗な響きです。

CとAの音程は、長6度でした。CとAの間の音を全て数え上げると10あります。
DとBも10 あるので長6度、対してEとCは、9しかありません、長音程が半音狭くなると、3度の時に説明したように、短音程になります。したがって、ここは短6度。
FとD・GとEは長6度、AとF・BとGは短6度です。
長7度と短7度【2度とともに不協和音程】

7度もコードを構成する非常に重要な音程です。
CとBの音程は長7度でした。不協和音程です。
この音程は、あとひとつ半音を加えると完全8度、つまり1オクターブになります。
一方、DとC、EとDは半音増やしても完全8度にはならないので、長7度より狭い音程にということです。

響きも、長7度ほどきつくないね!
一応、鍵盤数を数えておきましょう。長7度は12、対してDとC、EとD、は11です。したがって、11の音程は、もうわかりますね!そう短7度です!
FとEはどちらでしょうか?これは、長7度ですね。GとF・AとG・BとAはいずれも短7度です。
弾いて響きを確認してみてください。
まとめ
今回は、C メジャースケール上の音程を詳しく解説しました。
主音であるCを起点として、その上に音階の音を順に重ねると、
完全1度(同音)、長2度、長3度、完全4度、完全5度、長6度、長7度、完全8度となります。
そして、長音程が半音狭くなると短音程に、完全音程が半音増えると増音程に、同じく完全音程が半音狭くなると減音程になることを、しっかりおさえておきましょう!
